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2009年12月04日 (01:37)

レトリカルにレトリックを語ろうか

どうも、明日の我が身を憂えるプロレタリアートの皆さまこんばんは

憂えたところで変わることのない現実が訪れる悲しみよくわかります

これはもうあれですねか、ライオットでも起こしますか、あはは


どうも

言葉遊び@うつ病

です


僅々一ヶ月日記を書かないだけで人非人のような扱いを受けるFC2に軽く憤慨している次第ですが、まあ、書くきっかけを与えてくれているんだと考えてそこは我慢の子

本日はちょいといい本読みました的な、本のレビューみたいなこと書いてみたいと思います

本のタイトルは『レトリックのすすめ』、作者は野内良三です

この本はタイトル通り、レトリックに対する現状、つまり好印象を持たれていないどころか、下手すりゃ悪印象をも与えてしまっていることに関して、世の誤解を解こうと頑張っており、会話や文章にレトリックをすすめております

まあ、大概の概説書のセオリー通り、レトリックとは何かから話は入りますが、一応レトリックをご存じない方のためにそこだけはわたしがご説明させて頂きますと、いわゆる「弁論術」と「修辞」にわけられる、言葉の飾りのことでございます、一般的に知られているものは、例えば直喩や隠喩や擬人法の比喩表現、擬音語、擬態語のオノマトペでしょうか

「巧言令色鮮し仁」と論語にあるあの巧言令色はつまりレトリックを駆使した言文ということになります
(先程悪印象と書きましたように、論語にまでけなされています)

さて、そんなレトリックのすすめなのですが、なかなかどうして、おもしろい
そもそも著者の野内さんという人がレトリックの専門家らしく、地の文に出てくる彼の文章自体が読みやすくすらすらいきます

さらに、レトリックを「修辞」だけにまず限定しておいて、さらにそれを綺麗に分類し、それぞれの技法を使用している文章を引用しています

この引用される文章が、漱石、鴎外、龍之介、三島由紀夫に佐藤春夫、さらには近松門左衛門まで、幅広く様々な文章を引いてくるので、引用される文章だけを読んでいても面白い
さらに引用文がいわゆる現代文でない場合、わざわざ現代語訳まで載せてくれる親切さにはおそれいります

文中でレトリックは文彩と言い直されており、文彩の系列は大きくわけて12でまとめられています
そのなかに、いわゆる隠喩や直喩、擬人法やオノマトペである擬音語や擬態語、さらに対照法や転置法など、具体的な技例が細かく説明されています

難があるとすれば、その細かに別れた各技法に似通ったモノが有り、我々素人には同じように見えてしまって、なぜ区別するのかと飲み込みにくい点ですが、それを除けばまず良い本だと思います

日本の学校教育では勉強することが殆どない「修辞学」に興味がある方は必読の一冊ではないかと愚考する次第です




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