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2009年06月28日 (00:51)

水無月の夕雨は血の薫り

日々暑さが増します今日この頃です、夏の訪れは近いですね

この暑い中我慢大会を超越したスーツを着こなすプロレタリアートの皆さまこんばんは

わたしは夏場にスーツを着たことのないアカンタレです

どうも

吸血鬼に嵌る@うつ病

です

さて最近『吸血鬼伝承』なる本を読み終えました

タイトルに惹かれて買ったのですが、これがまた吸血鬼の話というより、東欧やロシア、ギリシアなどの言語的な問題やスラブ系民族をはじめとする民族的な問題を中心に取り扱った、非常に学術的な書物でして、期待していた吸血鬼の民話がたくさん出てくるわけではなく、途中で読むのがしんどくなったりした次第です

まあ、しかし全く未知の分野だった東欧やスラブの民俗学として考えるなら、面白い勉強をさせてもらいました

さてここで、なかなか興味深いことをわたくし発見してしまいましたのです

この本にしつこいほど出てくる描写なのですが、東欧やスラブ民族圏では、人死にが出て死体を寝かせているときに、その上を猫や犬などの動物が飛び越えると、その死体は吸血鬼(吸血鬼の定義はこの本では生き返った死体というものでした)になるという話がありました

この話、実は日本でも江戸時代以前から同じような言い伝えがあるものでして、日本の場合、猫が主に言われるのですが、死人の上を猫が通ると死人が起き上がるというのですね

この両者は猫(その他の動物)の魂が死者に入ってそれを操るという、同じ理論が展開されてます

そしてさらにもう一つ、東欧やスラブ圏では吸血鬼になった死体のある墓、もしくはなりそうな墓には黍の焼いたものを撒くそうなんですね、そして「この黍が芽を生やすまで起きてくるな」と言うそうです
焼いた黍ですから当然芽は出ません、つまり死体の起き上がりを防ぐためのまじないであるわけです

一方、日本にも節分の行事で炒った豆を撒く習慣があります
これも一説では炒った豆から芽が出るまで鬼は入ってくるなというまじないの意味があるそうなんですね

この二つの共通点、とても面白いと思いませんか

たとえばこれが中国と日本、もしくはフランスとルーマニアとかなら、文化圏が似ている、距離的に近いという色々な意味で理解もできるんです
しかし、東欧と日本ではぜんぜん文化も違えば、距離もありすぎます

確かに世界には似た説話が多くあり、その共通性を探す学問もあります
これもその一つなのでしょうが、わたくし、そういったオカルティックなまじないやらなんやらが大好きなので、これは面白いなぁと感心しておりました

まあ、吸血鬼にはぜんぜん関係ないんですけどね


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